20代・30代・40代・50代・60代…

年代で選ぶ、あなたに似合う和装とは?

「和装は年齢を重ねてから…」そう思っていませんか?
実は今、20代・30代から日常に取り入れて楽しむ男性も増えてきています。

和装って、不思議で
20代では「新鮮」に、30代では「品」に、40代では「余裕」に…
年齢を重ねるごとに、まとう意味が変わっていくのです。

だからこそ、「今の自分にしっくりくる和装」を選ぶことが、
一番おしゃれで、一番自然なスタイルなのかもしれません。

本記事では、20代から60代までの各年代に合わせた和装コーディネートを、
実際の使用シーン・素材選び・ちょっとしたコツとともにご紹介します。

年齢を理由に和装を遠ざけていた方にも、
新たな一歩として取り入れたい方にも、きっと何かのヒントになりますように。

それでは、まずはフレッシュな魅力が光る「20代」からご紹介しましょう。

【20代編】自由に、軽やかに。「“挑戦”できる今こそ」似合う和装

✔️ 着こなしのテーマは「柔らかさと遊び心」

 

まだ「自分のスタイル」が定まっていない20代。
だからこそ、型にハマらない“自由な和装”がしっくりきます。

たとえば、Super100’s / 240g前後のライトウール素材
スーツの世界では春夏向けに使われるこの軽やかな生地は、和装でも抜群の着心地。
「見た目はきちんと、着心地はTシャツ感覚」。そんな一着が、今の20代にぴったりです。

 


 

🧵おすすめ生地

  • 素材:Super100’s〜Super120’s(滑らかで柔らかい質感)

  • 目付:220g〜260g(春〜秋の3シーズン対応)

  • :無地、織柄(シャドーストライプ)、細かい千鳥やバーズアイなどで個性をプラス

  • :ネイビー・ミディアムグレー・カーキグレーなどのニュアンスカラー

 


 

📍おすすめコーディネート例

アイテムスタイル提案
上衣Super100’sの生地で丈夫さと。動きやすく、光沢感で高見え。
羽織グレンチェックやシャドーストライプなど「西洋モダン柄」で都会的に。
袴(なしもOK)あえて袴を省き、スキニーパンツ+帯で“軽やか和モード”に。
インナー白系の半衿Tシャツ/タートルネックなどで季節感を演出。
足元足袋スニーカー、ドレススニーカーでバランスを取る。

 

🌟スタイリングTips

  • シャドーストライプなどの控えめな柄は、和装にすると“奥行き”が出ます。

  • Super100’s〜110’sあたりの生地は、軽くて柔らかく、でも型崩れしにくい
    初めての1着として理想的です。

  • モノトーンでまとめつつ、小物(羽織紐・足袋)で差し色を一つ入れるとセンスUP。

 


 

📸 シーン別おすすめ着用スタイル

シーンおすすめポイント
成人式・卒業式無地のスーツ生地+家紋なし羽織で“自分らしい晴れ着”に。
街歩きデート羽織+紺T+革靴で、モダンカジュアルな印象に。
友人の結婚式ダークトーン+織柄で、さりげなくフォーマル感を演出。
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